ニッティングバード

ニット専門のウェブマガジン

ホールガーメントについて

ホールガーメントとは?従来のセーターは前身頃、後ろ身頃、両袖、襟の5パーツに編んだパーツを縫製してセーターの形を作っています。1回の編み立てで、縫製箇所がなく製品が編み上がる事を無縫製と呼びます。島精機製作所では、筒型に編成している事から無法製で編める編み機自体の名前とその編み機で編まれた製品を「ホールガーメント」と呼んでいます。 「ホールガーメント」及び「WHOLEGARMENT」は株式会社島精機製作所の登録商標です。1995年に7GG天竺ホールガーメント機が、1999年には12GGリブホールガーメント機が発売されました。 年々技術が向上しスピードもが上...

伸縮式両かぎアフガン「メイビ針」

●メイビ針とは?●「メイビ針」は堀江明美さんが考案した、左右の針が異なる大きさの伸縮式両かぎ(ダブルフック)アフガン針です。 メイビ針で編むことを「メイビ編み」と呼び、棒編み・カギ針編み・アフガン編みに含まれない新しい編み方の一つとして提案されています。「メイビ針」は実用新案を取得した針の一つとして注目されています。●メイビ針の特徴●写真上がメイビ針で下が両かぎアフガン針です。 メイビ針は両フックアフガンと同じで棒針とかぎ針を合体させたような独特な針に、両端にフックを備えていますので1本の針で輪編みをすることも出来ます。普通の両かぎアフガン針とは違い、左右の...

Let’s AMO! proefニットのワークショップ@HOSHI-JIRUSHI(ススマルシェ)

proef(プロエフ)のニットプロジェクト「AMO(アモ)」の手編みのニットワークショップを2016年10月1日(土)10月2日(日)にススマルシェで行いました。「AMO(アモ)」とは「編み物をする楽しさ、ニット製品を身につける楽しさの距離をより近づける事」を目的としたプロジェクトです。ワークショップのレビュー 中津ススマルシェのワークショップに参加していただきありがとうございました。今回も楽しい出会いがあり、茨城県から来ていただいた方や、小学生の子供たちも楽しく編み物していました。1/0.08番手という超極太のスライバー糸「WAKU WAKU」を...

編むことが止まらない ニッティング・ハイ

先日の「編み物あるある」の記事でも書きましたが、編み物をやっている人なら糸やひもだけでなく細長いモノなら何でも編みたくなるというのがあると思います。今回は「編むことか止まらない ニッティング・ハイ」としていろいろなモノを編んでみました。●荷造りテープ●荷造り用のテープを編んで無駄に装飾してみたり。 回収業者さんもびっくりですね。●針金●針金で表天竺を編んでみました。 硬さが相まって綺麗なメリヤス目ではなくボコボコも編み目が愛らしい。●ヘアゴム●真っ直ぐ紐みたいなヘアゴムを編んで、立体的なヘアゴムにしてみたり。●...

編み物あるある

「編み物」をしていると、意識もしていないのに やめられないってことが沢山ありますよね?普通の人には考えられないけど、編み物好きが高じて良くも悪くも「~してしまった」っという「編み物あるある」を並べてみました。●ついつい在庫がたまってしまう● 編み物が趣味の人の一番の悩みはこれではないでしょうか? 少しだけ残った糸の残りも可愛くて捨てられないことも多々あったりしますよね。●円安やセールでついつい買ってしまう● これも在庫を増やす要因の一つですが、海外糸が好きな人は円安のタイミングでネット通販でワンクリック購入。 手芸店に行って自分な好きな糸が...

棒針・かぎ針・アフガン針の機能が一つに 魔法の1本針

編み針のひとつ「魔法の1本針」を知っていますか? 普通の棒針の針の約半分の長さに、紐が通してあり、そこに目を通しながら編んでいきます。 元々は、2本の棒針を使いこなすのが難しい初心者や障害者の方のために開発された編み針で、1本針でも簡単に棒針と同じような編地が編めるように開発されました。 海外では、ヌック(Knook)と呼ばれ、その針を使って編むことをヌッキング(knooking)と呼ばれています。--------------------------------------------------- ●魔法の1本針の使い方● 魔法の1本針はフックのついた針(かぎ針のよ...

編み物が好きな理由

皆さんは何故「編み物」にハマっているか考えたことはありますか? タダ単純に好きだからということでなく、好きになる理由があるはずです。 編み物が好きな理由についてひも解いていきます。●自由度が高い● 糸1本から、形などのパターンから、テキスタイルデザインとしての編地のデザインなど糸の本数、編み方、編む強さなど調整することで、オリジナルの アイテムが手軽に出来るのが一つの魅力だと言われています。裁縫やアクセサリー制作よりもオリジナリティの出しやすい手芸の一つです。●場所を選ばない●編み物は場所を選ばない。糸と針があればどこでも出来るというもの魅力の一つです。 電車や...

工業用糸とコーンについて学ぼう!

工業用糸とコーンについて学ぼう!玉巻きやかせの状態の販売している「手芸糸」の他に、工業の糸としてコーン(紙管)に巻かれている糸を見たことありませんか。手芸糸も元々は工業糸と同じように、紡績のや染色の段階でコーンに巻かれ、その後小分けされます。それでは工業用糸とコーンについて学んで行きましょう。●糸を巻き取る角度が違う●糸を巻く機械(ワインダー)の種類や紡績・染色の工程によってコーンは形や素材が異なって使われます。 また、コーン自体の小径部内径(先の細い方)と大径部内径(根元の太い方)の大きさが異なり、 この大きさの違いで『糸を巻き取る角度』が...

「サンプル修正と量産」ニットデザイナーになって始めにやること

「修正と量産」ニットデザイナーになってはじめてすること「サンプル修正と量産」この記事は 「糸の選び方」ニットデザイナーになってまず始めにやることと 「サンプル依頼」ニットデザイナーになってまず始めにやること の続きになっています。●サンプル修正●サンプルを修正は、マネキンではなくブランドの対象のイメージの近い体型の人に着用させ、全体的なサイズ感や着用で動いた時に問題が無いかチェックしていきます。布帛で使用しているようなシルクピンや鈴ピン等はニットの編み地組織上留めづらく、取れやすくなったり紛失したりするのでサイズを小さくしたいときは安全ピンや手縫いで...

「サンプル依頼」ニットデザイナーになってまず始めにやること 

この記事は「「糸の選び方」ニットデザイナーになってまず始めにやること」の続きになっています。工場(OEM・商社)のサンプルを参考にする *サンプル依頼編工場(OEM・商社)が作成したサンプルを参考に、編み地やシルエット、仕様などベースにしてサンプル依頼をします。前記事に、「糸1本から一人のデザイナーがすべてを指示するのが、横編みニットの面白さであり難しさである」と記述しましたが、経験の少ないデザイナーは出来上がっているサンプルを参考にして少しずつ理解力を上げるのもひとつの手です。サンプルを参考にすることでその工場の製品クオリティーもわかり、見積も...

「糸の選び方」ニットデザイナーになってまず始めにやること

「横編みのニットの製品」をつくるのは、ベテランのデザイナーでも難しい!?ファッションの専門学校や、企業で取引するための布帛のデザイン・パターンなどとは違い、 「横編みのニット製品」を作るには、ニットの技術や専門的な知識が必要になります。これは、「横編みニット製品」が布帛の構造や生産方法とは全く違い、糸1本から編地やデザイン・パターンを想像して、さらには機械をありきで生産を考えなければいけない為、布帛のようにパターンを引き→トワルを組んで→縫製してみるという作業を行うことが出来ません。 作り方がわからないからと言って、ニットサンプルを持ち込み同じようなモノを作って欲しいとと工...