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熊本県八代の雑貨店『KoKIN』

全国的にも有名なイグサや冬トマト、晩白柚などの特産があり、海、川、温泉や山など自然があふれる街「熊本県八代(やつしろ)市」。最近では「子育て支援」や「就農・創業」の支援に力を入れており、移住者も増えている魅力的な地域の一つです。

今回はニッティングバードの糸をお取り扱いいただいている熊本県の八代市にある「KOKIN」のご紹介です。

お店のコンセプトを教えてください。

「地に足の着いた暮らしのスタイルを確立する」
-八代に住んでいて八代らしく、日本らしく今の生活スタイルの中でちょっとずつモノを取り入れてもらうというのを提案しています。八代は地方で、いい意味でのんびりとしています。肩肘を張らないゆったりとした暮らしのスタイルというイメージでそんな生活に関する道具を取り扱っています。またカフェも併設しています。

まさに地方ならではの素敵なライフスタイルの提案ですね。お客様はどのような人がご来店しますか?

-30代以上の女性をターゲットにしていて、ターゲット通りのお客さんに来てもらっています。平日の客層は八代周辺のお客さんが来ますが、週末になると県南の方からも来られる方もいます。

お店のセレクトはどのような雑貨やアイテムがありますか?

-日奈久や天草、阿蘇など熊本各地からセレクトした雑貨を中心に取り扱っています。その他暮らしにまつわるものを日本各地から集めてきています。セレクトしているのはモノが持つストーリーを大切にしています。

熊本で生まれた生活雑貨はどんなものがあるんですか?

-もともと私自身も肌が強くなくて、肌に合う石鹸を探していて出会いました。使い始めてから肌の調子が良く、人に勧めてみるとアトピーがひどい人もこれなら使えるという無添加の石鹸です。「あわゆき」は阿蘇の阿部牧場さんというところのミルクを使っていたり、れいざんは阿蘇の地酒を使っていたり熊本と繋がる素材を使いそこがお店のコンセプトと繋がっているということで、オープン当初から人気の石鹸でご好評いただいています。

マスキングテープの品揃えが専門店のように充実していますね。オリジナルのマスキングテープはどのような経由で作ることになりましたか?

-八代は歴史が深い街ですが、若い人がそれをどれだけ知っているかというとほとんど知りません。博物館もありますが、地元の人がたくさん入っているわけではないです。、難しい講義などを受けることではなく日常で使いながら八代の文化を身近に感じられるのではないかなとマスキングテープに想いを込めています。幅が長いものになるとインテリア目線で使われていますね。

身の回りのモノを通して、地元や歴史を知ってもらうきっかけづくりをしているんですね。

-熊本のオドマシットルという作家さんにお願いして熊本をテーマにブローチを作っています。震災をきっかけに作家とお店とで何かできないのかなと想い、チャリティーブローチシリーズを販売しています。

-「キタ陶房」さんという若い男性の方の陶器が風合いに味があって、天草の方が陶磁器を作っている有名な産地で年に一度陶器市をしています。そこでお会いしたのが初めてて薄くて軽いのでとても使いやすいです。

ただモノを販売するのではなくお店と作家そしてお客さんと素晴らしい関係性を築いていますね。心を豊かにするためにお店が出来ることを最大限にサポートしているように思えます。

-世界一大きい柑橘類として有名な晩白柚(ばんぺいゆ)は八代の特産です。中身は少ないのですが、ペースト状にしてカクテルにしたり、アロマエキスをとって入浴剤にしたりという商品があります。地元の人は中身を食べて、冬になるとゆずの代わりにお風呂に浸けたりしています。

それから「菊鹿ワイン」で有名な熊本の山鹿の方でワインの絞りかすを使って作ったスキンケア商品もあります。これはボディーローションですが、菊鹿ワイン自体は関東ではプレミアがついてしまい地元の人間でも飲んだことがない人もいるみたい珍しいワインもあります。

正直熊本の名産といったらトマトや苺、馬刺しなどしかか思いつきませんでしたが。とても魅力的なものが沢山あるんですね。

-私の周りも沢山子供を産む人が出てきて、甥っ子や姪っ子もいるので必然と出産祝いのアイテムも沢山あります。

二階はしましまの糸さんのアトリエ

二階にはニット作家「しましまの糸」さんのアトリエがあり「糸マニア」でもある彼女は沢山の糸を持っていました。ニッティングバードの糸は1階で販売されていると共に、このアトリエで「しましまの糸」さんのワークショップとして使用されているそうです。


糸はニッティングバードの糸以外もAVRILやダルマ毛糸も取り扱っています。

地方でのあり方/生き方

八代の場所に影響を受けて地元愛に溢れる素敵な雑貨店は、忘れていた田舎の暖かい気持ちを思い出させてくれました。地元に住むこと、八代で暮らすことの豊かさを十二分に感じれる素敵なショップで熊本に来れて良かったと思います。様々な場所で地方創生などがテーマに掲げられますが、地元を愛し盛り上げていく姿勢がとても素晴らしいと思いました。

近くに住んでいる人や、熊本に旅行に来た際にはふらっと寄ってみてはどうでしょうか。

KoKIN(コキン)暮らしの雑貨とカフェ
〒866-0883 熊本県八代市松江町598-3
平日11:00〜20:00 土日祝日は夕方頃閉店
カフェはランチタイムのみ

http://kokinzakka.jp


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