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手編みじゃ編めない!?機械編み特有の編み方「添え糸模様の」を解説

「添え糸模様」って知っていますか?

機械編み独自の編み方で、2本の糸を同時に編み、表裏に編み分ける方法です

添え糸模様はプレーティングとも言われ、地糸の編糸が表側に、添え糸の糸口が裏側に表れます。

家庭用編み機(家庭機)でもアタッチメントを付け替えることで編むことが出来るので「添え糸模様」の特徴や編み方を説明して行きます。

添え糸模様の構造

1本の糸がもう1本の上(下)に少しだけずれて重なるように編むことが出来ます。

手編みでいうブリオッシュ編みに似ていますが、ブリオッシュ編みは「ゴム編み構造」が2重になっているのでリバーシブルのように表裏が逆の色になる編み方です。

家庭用編み機で「添え糸模様」を再現する場合は「天竺構造」で、表天竺側と裏天竺側でそれぞれ見える糸が違ってきます。

2本同時に編んでいると言っても、交編や引き揃えて編んでいるわけではありません。

黄色の糸と白の糸を用意して、2本の糸を一度に編んだ引き揃え(交編)た場合と添え糸模様で編んだのを比較して見ました。

表天竺だけでもこれだけ見え方が変わり、添え糸模様の方は「リバーシブル」のように色が全く違って見えます。

家庭用編み機で編む「添え糸模様」

家庭機で「添え糸模様」を編む場合、「編み地押さえの糸口」のアタッチメントを「添え糸・アーガイル用糸口」に変えます。

糸口取付つまみをマイナスドライバーかコインなどで緩めてあげます。少し緩めるとあとは手でまわすことができます。

糸口を外し、上下と表裏を間違えないように、「添え糸・アーガイル用糸口」をはめます。

地糸の方の口に糸をセットし何段か編んだ後に、添え糸口にも入れてセット完了です。

地糸と添え糸は交差しないように常に、添え糸の方は地糸の後ろを通るようにしてください。

添え糸模様を編んでみよう

表天竺 地糸:白 添え糸:黄

裏天竺 地糸:白 添え糸:黄

地糸口に入れている方が表天竺側に、添え糸口を入れた方が裏天竺側に出ます。

糸を入れ替えるだけで表面に出る糸が違くなるのでそれだけでも魅力的な編み地が出来ます。

地糸側に出る糸を黄色で固定

添え糸模様の糸を変えることで裏面にしっかりボーダーが出て、表面にうっすらとボーダーが出ます。

添え糸模様は機械編みでしか出来ない独自の編み方

添え糸模様(プレーティング)は機械でしか出来ない独自の編み方なので、皆さんが普段着るニット製品で見ることが出来ます。

家庭用編み機では天竺のみの編み地しか再現できませんが、自動編み機で編む場合はリンクス柄(表目と裏目の組み合わせ)と添え糸模様を組み合わせるとより陰影が出て立体的な編み地が出来上がります。

添え糸模様を知ることでまた一つニットの知識とデザインの幅が広がるので、家庭機を持っている人は是非「手編み」と組み合わせて、「添え糸模様」を一部使ってみてくださいね。

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