KEiKAのニットブーツについて話したいと思います。
KEiKAとは婦人靴デザイナー山本景化氏による神戸発のオリジナルのブーツブランドです。特にニットでできたブーツが有名で、KEiKAのニットブーツは全て島精機製作所の横編機ホールガーメント(島精機製作所登録商標)により、一本の糸から片足まるごと編み上げ作られています。
このブーツは世界で初めて継ぎ目の無いニットブーツ(シームレス・ニットブーツ)で、特許(第3641634号)も取得しております。
シームレス・ニットブーツ従来のレザーや布帛のブーツではない特徴があります。
無縫製のニットで出来ているのでとても軽く、ソフトな肌触りで限りなく足フィットして足の形を問いません。足首が固定されずに、まるで厚手の靴下履いているだけのようにとても歩きやすいです。
秋冬の製品はウールの糸を春夏はコットンの糸を使い編み立てられているので冬はあたたかく、夏は涼しく履く事が出来ます。
また、シームレス・ニットブーツは1本の糸から編むので他のホールガーメントのようにカットロスが限りなく少ないとてもエコロジーな商品です。
KEiKAのシームレス・ニットブーツはSOMARTAのスキンシリーズと呼ばれる無縫製のボディウェアのようにとても将来性を感じました。衣料品以外でも使われているニット製品(ここで編まれているもの全般を指す)はプロダクトの一つとして今後、多いに可能性と将来性を期待出来るでしょう。