アームニッティング専用 オリジナル超極太毛糸 「WAKUWAKU」(ワクワク))が出来るまで
①原料について
羊毛フェルトでお馴染みの糸の元となる原料の束は、「スライバー」と呼ばれています。
ワクワクで使われている「南米ウール原料」は、羊たちの生息する環境により毛のクリンプ(ちぢれ)が強く空気を含む為、保温性があり潰れにくいウールです。また厳選した原料選別から白度もあります。(羊毛は白以外にも、黄色や灰色など混ざった毛を持つ羊もいる中、白い原毛を選別しています。色が入った原毛は他の色に染めるために一度ブリーチをして色を抜く加工をしますが、そのような加工は一切していません。)
②紡績工程
そんな珍しい南米ウールのスライバーを愛知の紡績工場で送り紡績してもらいます。
現在の紡績機のほとんどは生産性の高い仏式紡績が主ですが、世界的にも極めて希少な英式紡績機で少しだけ甘い撚をかけ、糸の特徴を生か
しつつ簡単に切れないよう工夫をしています。
③染色工程
山形の染色工場で1カセづつ掛けて、一度に噴射式染色機で染めます
窯での染色でなく、吹き付けながら染めるのは、この超極太スライバーの糸の独特な風合いを生み出し、ムラなく染めるためです。
染色後は洗い・脱水・乾燥をしてフワフワなオリジナル糸の完成です。
南米から→愛知→山形と「羊さんの毛」は渡り、ひとつひとつ職人さんの丁寧な作業を得て「ワクワク」は、長い旅を終えて、私たちの元に届きます。
ワクワクは1/0.08番手という超極太のロービングのスライバーヤーンです。
アイスグレー、グレー、イエロー、ブルー、ダークブルーの5色展開です。
25mmから30mmの棒針で編んでも腕編み(アームニッティング)で編んでも1目1段が大きいので小さなお子さんも楽しむことが出来ます。
また、初心者の方が始めるにきっかけとしてこの糸で編み物をすれば質の高い作品が出来ると共に、達成感を得ることが出来ます。
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