brother製家庭用編み機 | |
愛称 | パリエ5 |
機種番 | KH-851 |
針数 | 200本 |
ピッチ | 4.5 |
重さ | 約13kg |
全長 | 奥行き21cm×幅106cm×高さ9cm |
*パリエの針はパリエ全機種共通 (KH-811,821,831,851,871,881, 891,892,893,894,868) |
brother(ブラザー)の「パリエ5(KH-851)」はパンチカード方式編み機として昭和52年9月から昭和53年9月まで製造・販売していました。
4.5ピッチで針数200本中細から並太くらいまで編める編み機です。
パリエ3(KH-831)のモデルチェンジとして、ニットリーダーが付属していないパンチカード編み機です。
後継機のパリエ7以降からニットリーダーは内蔵されています。
ニットリーダーは別付で付けることが可能です。
ニットリーダーは編みながら編み図を見ることが出来る装置で、目を減らしたり、複雑な形や柄になればなるほどノートを見ながらやると同じくらい今どこを編んでいるか一目でわかるので重宝します。
内蔵型の機種の針押さえが1010mmに対して、パリエ5などの機種は1034mmになっていますのでご注意を。
パンチカード式の家庭用編み機は、るーぱるなどの普及用編み機に比べ本格的な編み機になっています。
重量もありますが、横幅もあるので目数が200針あります。目数が多いと編み目を横にふたやすことが出来ます。
また一番の特色がパンチカードを使うことで手で選針する必要がなく、24目単位で柄を作って編むことが出来ます。
パンチカード機能の詳細はこちら→パンチカードを使って編み込み模様を編む方法を学ぶ
針が自動選進するので、模様編み設定にして、ボタンをすべり目やタック、同時編みを押すことで様々な編み方がすることが出来ます。
同時編み込み模様やすべり目、タック、スレッドなどの編み方を比較的に簡単にすることが出来ます。
それからレース編みキャリッジを付け加えることで、レース編みやレースタックがうつしなど使わずに目を寄せることが出来ます。
針を手動で選進させるのも時間がかかりますが、ウツシ目を寄せる作業はより時間がかかるのでこの機能も目から鱗が出る機能です。(目落ちやひっかけのリスクはあがります)
レース編みはタックと合わせて使うことも出来ます。
パンチカード編み機パリエ5(KH-851)はパンチカード式編機の中で中期あたるもので、ニットリーダーがついていないですが、パンチカードとレースキャリッジがついてるだけでも、簡易的な編み機にはない魅力があります。
編み機を本格的に始めたい。手編みと組み合わせて可能性を広げたい人にはもってこいの機種です。
ニットリーダーは別でも販売予定ですので。必要の際は一緒に購入してください。