ニッティングバード

ニット専門のウェブマガジン

ワークショップ開催 @ニッティングバードアトリエ(蒲生四丁目)

すこしずつ春の気配を感じる今日この頃。 年度が替わるまであと少し、新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。なにかががらりと変わることはなくとも、新しいことが気になったり、挑戦してみたくなったり、新鮮な気持ちになれる季節ですね。 そんな今にぴったりなワークショップを、3/16(土)に大阪・蒲生四丁目にあるニッティングバードのアトリエにて開催します! 1月に東京で開催した新作の「ティッシュカバー」と「メッシュバッグ」のワークショップ。大阪でも!というお声もたくさんいただき、ようやく開催のはこびとなりました。 アトリエでのんびりゆったり、団欒をしながら一緒に編み物を楽しみ...

手編みキット:「なるほど」でつくるルームシューズ

ニッティングバードのオリジナル極太毛糸「なるほど」を使った かぎ針で編むルームシューズキットの 販売がはじまりました! ワークショップでも人気のあるメニュー。細編みをメインに、くさり編み、引き抜き編み、3つの基本的な編み方だけで仕上げていくので、編み物が初めての方でも比較的容易につくることが出来ます。 なんだか複雑そうに見えますが、つま先部分から筒状にぐるぐると編んでいき、かかと、履き口のトリミング(仕上げ)まで 糸を切らずに続けて編みきるデザインになっています。なので、面倒な糸始末もはじめとおわりの2か所だけ。 1本の糸から立体ができる。ニット造形のたのしさを学んでい...

フィッシャーマンセーターの元祖と呼ばれている「ガンジーセーター」の歴史と特徴

ガンジーセーター(ガーンジーセーター)はガンジー島で生まれたフィッシャーマン(ズ)セーターです。 ガンジーという言葉は「ガンジー島」から生まれたことになっていますが場所によっては別の名称もあり、その当時明確に「セーター」という単語がなかった時代なので、現在では丸編み生地を指す「ジャージー」なども「ガンジー」と同じセーターの一つとして呼ばれていました。 フィッシャーマンセーターといえばアラン諸島で生まれた「アランセーター」も有名ですが、ガンジーセーターはその「元祖」として漁師たちの濃紺色のユニフォームとして着られていました。 漁師が着ていた元祖フィーシャーマンセーターの糸は...

手編みで使うフェイクファーの毛糸はどのように作られている?

今回はフェイクファー糸がどのような「構造」になってどのような「素材」で作られているのかなど。 フェイクファーの魅力を知って手編みや手織りなど作品づくりの幅を広げるためにまとめました。 「リリアン」ってなに? 元は京都の職人が糸そのものをメリヤス編み(表天竺)したアメリカ製品をレーヨン繊維で再現したことが始まりです。 そのレーヨン繊維を編んだ糸を、「百合印」という名前の商標で販売し、海外では「リリーヤーン(Lily-Yarn)」の名前で呼ばれました。 「リリー・ヤーン」は時代とともに日本人が呼びやすいように「リリヤン」や「リリアン」と変わり呼ばれるようになりました。 ...

羊のありがたみを考えるーミュールジングウール問題ー

みなさん「ウール(羊毛)」の洋服は着ていますか? 今回は私たちの身の回りでも身近にある天然素材として「羊のありがたみを考えながら」様々なことを考察していきたいと思います。 今回も前回の「モヘアがなくなる?繊維業界の未来はどうなるの?!」という記事と同様、ウールの生産に関する問題について考えてみました。 世界の羊の生産量と消費量 今現在、全世界で毎年約114万トンの羊毛が生産されています。 その約22.8%がオーストラリア、15.7%が中国、9.8%がニュージーランド、2.3%がアルゼンチン、そして2.3%が南アフリカからのものです。(出典:IWTO市場情報...

アームニッティング(腕編み)のワークショップ@MIHAの暮らしのマーケット

2019年2月10日、「ニットの日」に開催されるMIHAの暮らしのマーケットにて「アームニッティング」のワークショップを行います。 MIHA暮らしのマーケットは土佐堀店のある、MIHAビルディングにて開催されているマーケットです。 京町堀に構える生活雑貨店「hitofushi(ヒトフシ)」を運営する「MIHA」が初めて開いた飲食店「Mikuri(ミクリ)」。 「Mikuri(ミクリ)」には「hitofushi ショップ」と2Fのイベントスペース「MEZI(メジ)SPACE」を併設しています。 マーケットでは素敵な生活雑貨と他の作家さんたちの作品を見ることがで...

アイスランドの伝統ニット「ロピーセーター」の特徴を解剖

今回は前回のカナダの伝統ニット「カウチンセーター」に続いてアイスランドの伝統ニット「ロピーセーター」の特徴を話していきます。 今回は中崎町の古着屋Marche(マルシェ)にご協力をいただき「ロピーセーター」を提供していただきました。 Marche homme Marche femme ロピーセーターといえば丸ヨーク LOPI(ロピもしくはロピー)は甘撚りの羊毛のことを指します。 ロピーセーターはフィッシャーマンセーターと同じようにアイスランドでは漁師の必需品として長年愛されています。フィッシャーマンのような「防水性」を重視して羊の...

ニッティングバードの新作ワークショップ@蔵前 NEWOLDSTOCK

2018年1月19日20日にニッティングバードのワークショップを蔵前のアンティーク&雑貨屋「NEWOLDSTOCK」で行います。 今回は新作のワークショップとしてコットンダブルリリアン「やっぱり」とオーガニックTシャツヤーン「しっくり」を使って編んでいきます。 少し難易度を上げたワークショップですので、普段のワークショップより時間はかかりますが、「ティシュカバー」は輪針を使って筒状に編む方法と、普通の棒針の様に往復する方法を学べます。 また「ショルダーバッグ」は、底のレザーを編みくるみながら筒状に編んでいきますので、同時にエジングの編み方が理解できます。 是非ニッティン...

レビュー:アームニッティング(うで編み)のワークショップ@布博 in 東京 vol.12

2018年1月18日から20日まで行われた「布博 in 東京 vol.12」Week1.「冬晴れ織りとニット展」に初参加させていただきました。 販売をメインに、 普段大阪を拠点としているので、なかなか関東方面に行く機会が少ないのですが、布博に来るお客様の 2018年1月18日から20日まで行われる「布博 in 東京 vol.12」Week1.「冬晴れ織りとニット展」に初参加が決まりました。 「布博」とは手紙社が主催する、テキスタイルデザイナーや刺繍アーティスト、織り作家、手芸用品店などが一堂に会する、布の祭典です。今回はweek1「冬晴れ...

カナダの伝統ニット・カウチンセーターの成り立ちと特徴について

セーターの中には、「フィッシャーマン」や「ロピー」、「アラン」、「フェアアイル」、「ガンジー」など固有名詞のついたセーターがあります。 それぞれ、生まれた場所や特色が異なり、それぞれの歴史を紐解いてみるととても面白い背景があることがわかります。 今回は伝統的なニットセーター「カウチン」についての起源を追いながら、謎を解明して行きたいと思います。 カウチンの起源 カナダのバンクーバー島に住む「カウチン族」が狩猟の際に着ていたと言われるセーターが発祥となっています。 脱色や染色をしていない羊毛を使っているのでグレーや茶、アイボリーなど「羊毛そのもの...

海外パターンから学ぶ編み物の「テンポ」と「リズム」とは?

みなさん今日も編み物していますか? 私たちニッティングバードでは「編み物」を語る上で、ニット業界の取引先や、お仕事仲間、ワークショップなどで「どういう系統の人が多いのか」個人的に統計を取ってきました。 その中でわかりやすい統計もあれば、一過性のない常に変化し続けていることがあることも。 自分自身も年を重ね、様々な経験をするにつれて、食べ物や、見るもの、やることが少なからず変化してきました。 そのように、編み物の趣味・趣向も「時代」とともに変化していることがあります。 今回は、「英語パターン」を紐解き、「編み物好き」の脳の中はどうなっているのか?に迫っていきたいと思...