ニッティングバード

ニット専門のウェブマガジン

より太い糸が編める裏技!?家庭用編み機の編み方「針抜き」とは

「針抜き」とは、その名前のとおり家庭用編み機で編むときに一部の針抜いて(針をAの位置に戻す)糸を編まないで渡らせる(ミスさせる)編み方の一つです。 針抜きをして出来る糸渡りはデザインとして使えるだけでなく 「より太い糸を編みたい」「より緩く編みたい」という場合も使える手法ですので「針抜き」を覚えて機械編みの技を増やしましょう! 手編みでも針抜きはできる 「針抜き」は手編みでも編むことが出来ます。 掛け目をして編まない、もしくは目を落とすことで糸渡りを作ることが出来ます。 後者のほうが、針にループ(編み目)が固定されているので、より均一...

素材博覧会@横浜港大さん橋ホール

6月に行われた神戸KIITOでの素材博覧会に引き続き、2019年9月26日から28日まで開催する横浜港大さん橋ホールにて開催される「素材博覧会」に参加します。 ニッティングバードが久しぶりに関東地方に行きます! 横浜での開催する「素材博覧会」は約2年ぶり。ニッティングバードはウェブマガジンやコンテンツを作っているイメージが強いかと思いますが、オリジナル毛糸も相当こだわって作っています。普通の手芸屋では手に入らない高品質で面白いファンシーヤーンを目で見て肌で感じに来てください。 4.5ピッチ〜9ピッチ家庭用編み機専用の一期一会糸 今回の目玉は4.5ピッチ〜9ピ...

家庭用編み機専用「一期一会糸」販売開始しました!

家庭用編み機(以後、家庭機)は二大巨頭だったブラザーが販売中止、シルバー精工は倒産して編み機は後退の一途をたどっています。 現在はシルバー社の家庭機を受け継いだ「ドレスイン」という会社が唯一新品の編み機本体を販売しています。(中古の修理販売はある程度存在しています) 少なくなった編み機を始めるには様々なハードルがあると思いますが、私たちニッティングバードは家庭用編み機が今一度復活するめに少しずつ解決していきたいと思っています。 今回は家庭機そのものは購入することができるが「編み機のピッチににあった専用の糸が一切売っていない」という事実があり、 もっと気軽に家庭機で使える...

家庭用編み機でリリアン編み! 機械で編んで手編み用の極太糸を作ろう!

家庭用編み機(以後家庭機)はセーターや、小物を編むだけでなくリリアンの糸として編むことも出来るんです。 その編んだ糸を、細い機から太い機で使える糸として使うのも良し。 また手編み用のオリジナルリリアンにしたら市販している糸との差別化もできてより作品に個性が出そうですね。 今回は針が直線上に並んでいる家庭機をどうやって筒状のリリアンにして編んでいくのかを紹介して行きます。 リリアンの構造 おもちゃのリリアン機なども見たことがある人はわかると思いますが、基本的にリリアンは筒状に編むので針が円上に並んでいます。 以前紹介した「ゴム編み機」を持っている場合、袋編...

手編みじゃ編めない!?機械編み特有の編み方「添え糸模様の」を解説

「添え糸模様」って知っていますか? 機械編み独自の編み方で、2本の糸を同時に編み、表裏に編み分ける方法です 添え糸模様はプレーティングとも言われ、地糸の編糸が表側に、添え糸の糸口が裏側に表れます。 家庭用編み機(家庭機)でもアタッチメントを付け替えることで編むことが出来るので「添え糸模様」の特徴や編み方を説明して行きます。 添え糸模様の構造 1本の糸がもう1本の上(下)に少しだけずれて重なるように編むことが出来ます。 手編みでいうブリオッシュ編みに似ていますが、ブリオッシュ編みは「ゴム編み構造」が2重になっているのでリバーシブルのように表裏が逆の色になる...

家庭用編み機の代名詞「スレッド編み」の魅力と編み方

家庭用編み機(以後、家庭機)は「編み込み」、「タック」、「すべり」、「レース」「スレッド」など様々な模様が出来ます。 その中でも「スレッド編み」は手編みでは再現しにくい編み方として、家庭機の代名詞的な編み方として愛されています。 今回は「スレッド編み」の編み方を細かく解説し、最大限に「スレッド編み」を生かす方法をお伝えします。 配色編み込みとスレッド編みの違い 配色編み込み模様は、2種類の糸を使い模様を作ります。 普段は表天竺の方の表側を使います。 裏側は糸渡りしています。 配色編み込み 表側 裏側 ...

パンチカードを使って編み込み模様を編む方法を学ぶ

家庭用編み機の良いところと言えば、手編みより遥かに速く編めます。 また付属の「パンチーカード」を使えば2種類の糸を使った編み込み模様(シングルジャカード)がより簡単に速く出来ます。 今回はパンチカードの使い方とセットの仕方を学び、編み込み模様の編み方を練習して行きましょう。 パンチカードってなに? パンチカードとは横24目を1模様とした、針が自動選針し様々な模様が編めるようになる家庭用編み機に使うカードです。 パンチカードを使い、様々なセッティングをすることで「編み込み」「タック」「すべり」「スレッド」「レース」など様々な編み方が編めるようになります。 ...

家庭用編み機・ゴム編み機の名称とセッティングを解説

この記事は「家庭用編み機の各部名称とセッティング詳しく解説!」の続きです。 最初にこちらの記事を読むとより理解ができると思います。 今回は片側だけ(表側)編める普通の編み機とは違い、ゴム編み機をセットしゴム編みが編めるまでのセッティングをしてきます。 家庭用編み機はセッティングが命です。ちょっと間違っただけで「うまく編めない」というのは機械の調子が悪いのではなくセッティングが悪いということが多々あります。 ゴム編み機のセッティングをしっかりマスターして編む方法のレパートリーを増やしましょう。 本機 PUNCH9(KH-260)太機 ゴム編み機 KR-890 ...

ワークショップ開催 @ニッティングバードアトリエ(蒲生四丁目)

すこしずつ春の気配を感じる今日この頃。 年度が替わるまであと少し、新生活が始まる方も多いのではないでしょうか。なにかががらりと変わることはなくとも、新しいことが気になったり、挑戦してみたくなったり、新鮮な気持ちになれる季節ですね。 そんな今にぴったりなワークショップを、3/16(土)に大阪・蒲生四丁目にあるニッティングバードのアトリエにて開催します! 1月に東京で開催した新作の「ティッシュカバー」と「メッシュバッグ」のワークショップ。大阪でも!というお声もたくさんいただき、ようやく開催のはこびとなりました。 アトリエでのんびりゆったり、団欒をしながら一緒に編み物を楽しみ...

手編みキット:「なるほど」でつくるルームシューズ

ニッティングバードのオリジナル極太毛糸「なるほど」を使った かぎ針で編むルームシューズキットの 販売がはじまりました! ワークショップでも人気のあるメニュー。細編みをメインに、くさり編み、引き抜き編み、3つの基本的な編み方だけで仕上げていくので、編み物が初めての方でも比較的容易につくることが出来ます。 なんだか複雑そうに見えますが、つま先部分から筒状にぐるぐると編んでいき、かかと、履き口のトリミング(仕上げ)まで 糸を切らずに続けて編みきるデザインになっています。なので、面倒な糸始末もはじめとおわりの2か所だけ。 1本の糸から立体ができる。ニット造形のたのしさを学んでい...

フィッシャーマンセーターの元祖と呼ばれている「ガンジーセーター」の歴史と特徴

ガンジーセーター(ガーンジーセーター)はガンジー島で生まれたフィッシャーマン(ズ)セーターです。 ガンジーという言葉は「ガンジー島」から生まれたことになっていますが場所によっては別の名称もあり、その当時明確に「セーター」という単語がなかった時代なので、現在では丸編み生地を指す「ジャージー」なども「ガンジー」と同じセーターの一つとして呼ばれていました。 フィッシャーマンセーターといえばアラン諸島で生まれた「アランセーター」も有名ですが、ガンジーセーターはその「元祖」として漁師たちの濃紺色のユニフォームとして着られていました。 漁師が着ていた元祖フィーシャーマンセーターの糸は...