ニッティングバード

ニット専門のウェブマガジン

永く受け継ぐために。レース編みのお直しに挑戦

異国で偶然目が合った。誰のものかはわからないけれど、大切にしたいと思ったもの。だから、永く一緒にいられるように。出会いと思い出友人のTさんが見せてくれたこのポシェット。 昨年の秋に研修旅行で訪れたパリの、蚤の市で出会って一目惚れ。軽やかなクロシェレースだったので、春になったら使おうと楽しみにしまっていたものだそう。 ようやく春らしくなってきた4月。1度だけおそるおそる使用したその日のおわりに糸のほつれやダメージを発見し、やってしまった、とがっかり。。。 そんな中、編み物を生業としているわたしを思い出して、訪ねてきてくれました。 ...

ニッティングバードのワークショップ@西宮Gardens Pasta Cafe ONS

2017年5月27日28日の「ONS MARKET(オンズマーケット)にニッティングバードが参加します。 「ONS MARKET」はカフェをメインにライフスタイルグッズや植物を圧倒的空間で提案しているの兵庫県の西宮市の「Gardens Pasta Cafe ONS(ガーデンズ パスタ カフェ オンズ)」で開催されるマーケットです。Gardens Pasta Cafe ONS は古き良き文化スタイルの良い所を残し 新しい形で提案する 人に影響を与え生活を豊かにする事をテーマにカフェを運営しています。今回ニッティングバードは春夏を中心とした、この季節にぴったりな...

オリジナル房耳糸「ドキドキ」の新色が出来ました

ニッティングバードのオリジナル房耳糸「ドキドキ」が再入荷、数量限定で新色が追加されました。 新色と言っても「生産過程で偶発的に生まれた色」を採用し、「染色」とはまた違った方法でつくられたモノを販売開始しました。「ドキドキ」がどのような過程を経て糸になるのかを順を追って背景をご紹介します。房耳糸「ドキドキ」は織り機から生まれる 糸というのは様々な行程を経て糸になります。 最近では、手紡ぎや手染めなども一般的に認知度も上がり、手芸をする人たちにとっても大変身近になってきましたが、それでも原料の糸や原毛などは工場の機械が加工し最終的に私たちの手元に並びます。昔から「ミニ四駆...

あむかわアミーナ 説明書に載っていない裏技編

この記事は「あむかわアミーナで学ぶ編み機のこと」と「あむかわアミーナ きれいに編む方法を解説 実践編vol1」「あむかわアミーナ イラストシートでジャカード柄を編む 実践編vol.2」の続きの記事です。この三つの記事を読んでいただけるとより理解が進むと思います。最後となる今回は「説明書に載っていない裏技編」として様々なマニアックで応用編の技を写真と動画で解説していきます。あむかわアミーナの裏技?!前回までの記事で、あむかわアミーナ、 そして編み機の一通りの使い方がわかってきたのではないでしょうか。いよいよラストとなる今回は、編み物の特徴とも言える表情豊かな編地や柄が...

シエロの染色体験

以前ニッティングバードの記事でご紹介させていただいた「手染め糸専門店 CIELO(シエロ)」独特な表現による色彩と、女性ならではの感性で絵を描くような染色方法で一点モノの糸を作るシエロ。今回はそんな創作意欲の湧く糸を作る「シエロ」の染色の秘密について迫ります。*糸の産地や染色剤の種類、助剤名、手法などは企業秘密もあるので隠してあります。原料になる糸や染色材はどこで手に入れていますか? -原料になる糸は、国内の糸商から仕入れています、中には別注で作っていただいている糸もあります。染料は老舗染料店の染色剤を使っています。染色自体は色々なワークショップにも参加し...

あむかわアミーナ イラストシートでジャカード柄を編む 実践編vol.2

この記事は「あむかわアミーナで学ぶ編み機のこと」と「あむかわアミーナ きれいに編む方法を解説 実践編 vol1」の続きです。この二つの記事を読んでいただけるとより理解が進むと思います。編み機のこと、すこしずつご理解いただけていますか? やってみたい!と実際にお声掛けいただくことも増え、先月に行なった自由参加のワークショップも幅広い年代の方に楽しんでもらえてとても嬉しかったです。今後もできる限り、触れる・学べる機会をつくりたいなあと思う今日この頃。 さて、あむかわアミーナ徹底解説も3.回目。今回は最大の売りともいえるイラスト編み(ジャカード)を解説&実践していきます。イ...

熊本県八代の雑貨店『KoKIN』

全国的にも有名なイグサや冬トマト、晩白柚などの特産があり、海、川、温泉や山など自然があふれる街「熊本県八代(やつしろ)市」。最近では「子育て支援」や「就農・創業」の支援に力を入れており、移住者も増えている魅力的な地域の一つです。今回はニッティングバードの糸をお取り扱いいただいている熊本県の八代市にある「KOKIN」のご紹介です。お店のコンセプトを教えてください。「地に足の着いた暮らしのスタイルを確立する」 -八代に住んでいて八代らしく、日本らしく今の生活スタイルの中でちょっとずつモノを取り入れてもらうというのを提案しています。八代は地方で、いい意味での...

ニッティングバードのワークショップ@西梅田 UNDER CARAVAN

3月23日から27日の5日間「西梅田 UNDER CARAVAN」に参加します。 「西梅田 UNDER CARAVAN」は西梅田地下1階歩行者道路のかつては噴水が流れていた待ち合わせスポットで開催される期間限定のポップアップイベントです。 ニッティングバードは春夏を中心とした「一期一会糸」などのオリジナル糸や、糸ガチャや糸チョコなども販売いたします。期間:2017年3月23日~27日 時間:11時~20時 場所:西梅田地下歩行者道路ガーデンアベニュー(ハービスプラザB1噴水前-西梅田駅(四つ橋線)北改札すぐ-阪神梅田駅西改札すぐ)一期一会糸は催事のみ...

あむかわアミーナ きれいに編む方法を解説 実践編 vol1

前回の「あみかわアミーナで学ぶ編み機のこと」ではあむかわアミーナの道具やパーツについて家庭用編み機と比較しながら解説していきました。今回は実際に稼動させてみて、より一層の理解を深めていきたいと思います。編めない理由を考察しながら実践編の基礎として、編みはじめ(作り目)と編み終わり(始末)の方法をたくさんご紹介していきます。編めない理由 編み機を動かして実践編に行く前に、「あむかわアミーナ」のレビューが何故悪いのか仮説を立てたいと思います。「あむかわアミーナ」は年齢制限や「かんたん!」とうたっているように、「編み機を知らない」「触ったことがない人」でも出来るように設計さ...

布草履が進化したルームシューズ「MERI」

古来イグサで作られてきた日本の伝統的な履物「草履」。北国ではおばあちゃんの知恵として素材を変えて「布ぞうり」として親しまれています。「MERI(メリ)」はそんな「布ぞうり」が元になり一から素材を編んで作り、さらに一つ一つ手作業で編み上げた「ニット製ルームシューズ」のブランドです。「MERI」は俗に言うプロダクトアウト型とは違うニット工場が始めた「ファクトリーブランド」。ニットの工場がいかにしてオリジナルブランド「MERI」を育て人々の心を捉えていったのか。履き慣れると普通のスリッパがではものたりなくなってしまうと言われる「MERI」独自のルームシューズが生まれる物語を追っていきます。...

シーティング編み

シーティング編みを知っていますか?「シーティング編み」とは「ふじわらまいか」さんが考案した特殊な不織布のシートに引き抜き編み編んで装飾していく誰でも編める全く新しいタイプの編み物です。簡単でありながら、シートの仕組みと合理的な編み方で様々な立体的な作品や変わった編みぐるみも作る事ができます。特許第4843761号を取得し、日本発明振興協会「第29回優秀考案賞」や日本ホビー協会「第22回ホビー大賞」なども受賞している「シーティング編み」の魅力に迫っていきたいと思います。シーティング編みはどのように生まれましたか? ー2008年のある日突然、シートの土台となる切れ目の線が突然湧い...