ニッティングバード

ニット専門のウェブマガジン

手編みと腕編みのワークショップ@梅田阪急10Fスーク

気温も一気に下がり冬らしい気候は編み物にうってつけの気温ではないでしょうか。 2017年の11月29日から5日まで阪急うめだ本店10Fスークで行われる催事「アクシデント」に参加します。 普段実店舗を持たないニッティングバードなので、珍しいオリジナル糸を手で触っていただける貴重な機会です。 2日3日はワークショップも行いますので是非お誘い合わせの上お越しください。 超極太オリジナルスライバー糸「わくわく」を使ってアームニッティング(腕あみ)で作る「マフラーとスヌード」のワークショップ 2017年12月2日(土)  11:00〜(定員3名)  15:30~(定...

ユニバーサルかぎ針「あみ〜ちぇ」

かぎ針を持つ手が使えなくなってしまった。年をとって細い編み針を握ることが出来なくなってしまった。そんな声に応えて、ユニーバサルかぎ針「Amiche・あみ〜ちぇ」は手先に力が入らないなど手先の動きに不安のある方も編み物を楽しんでいただけるように開発された特殊なかぎ針です。 元看護師であり手編み講師の開発者「平田のぶ子」さんにお会いして詳しいお話を聞いて来ました。なぜ「ユニバーサル」というネーミングなのか。「専業主婦であった平田さん」が、かぎ針を自ら開発し社会貢献につなげる活動をするきっかけは?平田さんのかぎ針開発秘話に迫ります。 まずはじめに平田さんのご経歴と現在やっているこ...

ニッティングバードのワークショップ@西脇「365cotton収穫フェス2017」

「服育」を掲げ、2013年にスタートし、兵庫県西脇で綿花の栽培を体験できるワークショップ「365cotton=サブロクコットン」の綿花収穫祭でアームニッティングのワークショップを開催します! ワークショップ内容 ニッティングバードの超極太オリジナルスライバー糸を使いアームニッティングでマフラーやスヌードを作りましょう! 編み物初体験の小学校低学年の子供も1時間かからずにマフラーやスヌードが作れてしまいます! 今回は新色のベージュや、ミント、ペールピンクを持っていきます。 『365cotton収穫フェス2017』 2017年11月11日(土)10:0...

作り手の情熱を支えるクラフトショップ 「 ておりや 」

今年の3月に40周年を迎えた、大阪は南森町・大阪天満宮の近くにお店を構える 日本でも珍しい 手織り用品の専門店「ておりや」さん。 その名の通り、手織りに関するモノゴトはもちろんですが、糸・編み・それに関する書籍など品揃えは 幅広くクラフトファン必見のお店になっています。 今回は 店主の加藤 淳子さんにお話を伺ってきました。 織物との出会いとこれまでの歩み 独学で織りを学ばれ、1977年に創業に至った加藤さん。織物に興味を持ったのは高校生のころ、学校の授業で織物の組織の基本を紙で再現したものが面白かったことがきっかけになっているそうです。 お...

ニットパーティー vol.2@イロリムラ2017年10月7日

2017年7月に関目のニッティングバードのアトリエを解放して開催した「ニットパーティー vol.1」 第二回は場所を中崎町イロリムラに変えて、「みんなで編み物を楽しむ日」として自由に参加出来るイベントを開催いたします。 ニットパーティーって何? 編み物は普通は「一人で黙々とやるもの」です。 海外では編み物が文化の一つになっているので「ニットアウト」や「KAL(カル)」など、様々な方法で一緒に編む時間を共有するイベントが開催されています。 ニッティングバードではそんな場所と時間を提供して、編み物初心者さんも編み物上級者さんもふらっと寄って...

ニット専門のお直し屋さん「ニットキュア」

東京足立区にアトリエを構えるニットの治療院「ニットキュア」にお邪魔してきました。ニッティングバードも過去にいくつか編み物のお直しについて紹介してきましたが、今回はニット専門のプロが行うお直し。期待を胸にお直しの極意と代表の植木さんのライフスタイルに迫っていきます。 ニットキュアを立ち上げた経由と、なぜ「お直し」の仕事に行き着いたのか教えてください。 -高卒でバイトを転々としていて、北海道に出稼ぎに行ったり、知り合った友達がいる沖縄の方でも働いていました。そもそも暮らすのに、東京での暮らししか知らなかったので地方での暮らしに興味がありました。そんな生活をしている時に、食費と住むところ...

「KNITOLOGYが編み出す未来-デザイナー鬼久保綾子さんインタビュー」

 以前にも一度取材させていただいた、ニットプロダクトブランドKNITOLOGY(ニットロジー)。  女性の体を美しく見せるシルエットを追求したワークウエアとしてのニット製品を、工業用編み機の技術を駆使して編み立てていく、こだわりの製品作りをしています。以前の記事には、そんなKNITOLOGYの製品に関する取材をさせていただきました。(詳しくは「究極のワークコート KNITOLOGY(ニットロジー)」をご参照ください。)  この度ついに東京の自社内にドイツ製STOLL社の工業用編み機を導入したと伺い、デザイナーの鬼久保綾子さんに今後のブランドの展望なども含め、再びインタビューをさせていた...

手織りのスペシャリスト、天然素材のオリジナル糸専門店「東京アートセンター」

東京アートセンターとは? 『東京アートセンター』は創業42周年(2017年現在)迎える、東京都銀座に店舗を構える「オリジナル糸専門店」です。天然素材のみを取り扱いをして手織り専門とする傍ら、一部手編みなどにまつわる材料や道具の企画・制作・販売をしています。 今回は取材を受けていただきありがとうございます。東京のニットの専門学校に通っている時に何度か糸を購入させいただいていました。普通の手芸店にない糸があり前々からご紹介したいなと思っていました。東京アートセンターはどんな方が来られますか? -服飾専門学校の学生さんや手織りを趣味とする主婦の方、それからテキスタイ...

普段「編み物」で使っている糸は何の動物の毛から? 獣毛繊維に学ぶ、種類と特性

一部の子どもが「魚は切り身のまま泳いでいる」と思っているような都市伝説を聞いたことありますか? これはあながち嘘でもなく、魚がどのような形をしていて泳いでいるのか知る機会がない子ども達も少なからずいるということです。 ましてや大人の私たちも、鳥や豚や牛などの切り身のお肉も経験則で学びます。しかしながら、お刺身の盛り合わせを食べる時に、これはどの魚なのかパッと答えれる人は少ないでしょう。 普段着ている服や編み物や織り物に使っている糸がどんな『動物の毛』を使っているのか改めて考えてみると、感謝の気持ちとともに、モノを作ることに対して一段と身が引き締まるのではないのでしょうか。 今回...

オリジナル糸「Yappari-やっぱり-」新発売

ニッティングバードのオリジナル糸から新作の春夏糸「Yappari-やっぱり-」が新発売されました。 この糸を使って、皆様のこの夏の「編み物ライフ」が充実したらと思っています。 オンラインストアでも発売開始しています。→オンラインストアはこちらから オリジナル糸「Yappari-やっぱり-」 ニッティングバードから春夏素材の新作糸が出ました。 春夏コットンブークレー糸「なるほど」(綿70%/ナイロン30%)とは違いコットン100%のストレートヤーンを使って、より密度を詰めて上質なコットンを編んで高級感のある糸に仕上げました。「なるほど」より細番手の糸なので棒針では約12...

家庭機で編むユニークなグラフィックニット、『編み物☆堀ノ内』さんインタビュー 

今回は狂い編みサンダーニットこと「編み物☆堀ノ内」として家庭用編み機でユーモア溢れる編み物作品を作っている、堀ノ内達也さんにお話を伺ってきました。  堀ノ内さんは桑沢デザイン研究所卒、グラフィックデザイナーを生業としながら、3〜4年前から編み物で作品を作り始めたそうです。松田聖子や王貞治など時代を象徴する人の顔などをモチーフにしたインパクトのあるセーターを中心に一点ものの編み物作品を製作しているだけでなく、昨今では岡村靖幸さんのツアーグッズのセーターをコラボレーションで作るなど活動の幅を広げています。   昔からファンの岡村靖幸さんの公式twitterで堀ノ内さんの作品と...