ニッティングバード

ニット専門のウェブマガジン

Japan in East Knit〜ジャパン イン イースト ニット〜

 「ジャパン イン イースト ニット」について話したいと思います。 JAPAN IN EAST KNIT (ジャパン イン イースト ニット)とは、佐藤繊維株式会社社長、山形ニット組合理事長の佐藤正樹理事長が発起人となり、東日本大震災で被害を受けた福島県、山形県を中心にジャパン イン イーストニット(東日本ニット産地交流会)となって活動、並びに展示会を開催し始めました。東日本ニット産地交流会は福島県、山形県、新潟県五泉市、群馬県太田市の約30社の産地が一つになり、ニット業界を盛り上げ、メイド イン ジャパンのニットを広める活動を行っています。...

ジャパン ベストニット セレクション 2011

2011年12月6~7日にかけてジャパン ベストニット セレクション 2011 の開催が決定いたしましたのでお知らせさせていただきたいと思います。   「ジャパン ベストニット セレクション」はニット専門の展示会としてジャパンクリエーションから独立し今回で4回目の開催となります。 近年、ニットの重要が増加している背景とニットだけに特化した内容となっており、回数を重ねるごとに来場者を増やし、多くの商談が期待される展示会となって来ています。   前回のジャパン・ベストニット・セレクション 3rd Editionの様子。 ニット業界の方は足を運んでみてはいかがでしょう...

プレーティング(添え糸模様)について

機械でのニットの編立て方法にプレーティング(添え糸模様)という技術があります。プレーティングとは添え糸編とも言われ、2本の編糸を同時に表裏に編分ける編方で、地糸の編糸が表側に、添え糸の糸口が裏側に表れます。  プレーティングによる編地の出方。 プレーティングはその名前の通りに地糸に添えるようにもう一つの糸が見え隠れする編み方で、表目と裏目を使い両方を比べる事で独特の編地使い表現する事ができます。 表目 表目は白い地糸に対して、青い添え糸が見え...

針立てについて

「針立て」について話したいと思います。 針立てとは、機械編み(工業機、手横、家庭機)における「編むために必要な針の配置」のことで、前後ベットで形成される機械編みにはこの針立てによって様々な編み地が編む事ができます。 天竺を1段、4目編む針立ては下記の通りです。  針立ては、前後それぞれのベットで構成されいて、針と針の間をピッチと言います。一目ごとに前か後ろの針で編む(あるいは編まない)ことができます。 1×1リブの針立て一番ベーシックなリブの種類...

ニットの成形・縫製方法とロス率

「ニットの成形・縫製方法とロス率」について話したいと思います。ニットの成形・縫製には編地やデザインに合った様々な方法があり、それによって「糸ロス率」も違って来ます。*糸ロス率とはニットを成形、縫製するにあたって捨てなければならない糸量を指します。 1  成形 目を増減して身頃、袖を形作る。前身後、後身頃、袖×2、襟を編立、それぞれのパーツをリンクングで縫製。これは一番スタンダードなニットの成形、縫製方法であり糸ロス率は3%くらいと言われています。リンキンングは基本的には端の目を拾い縫代なしで縫うのでごろつきません。成形...

手横と手横の製品について

「手横と手横の製品」について話したいと思います 手横とは「手動式横編機」の略で世界のニットの生産の9割(ほとんどが中国生)を作っていると言われています。手動によりキャリアを横に動かして編んで行く機械で、日本にも戦後、ニットの生産が始まり、手横によるニットの製造が増えた時期もありましたが、人件費がかかるのと工業用のニットマシーンの普及により今日では日本で量産のために使われている手横はほとんどありません。 手横はどのような編方が向いているのか 手横はリ天竺やリブ、畦など目を前後に移動しない編方に向いています。交差...

新潟ニットニューウェーブ展2012春夏展

新潟ニットニューウェーブ展2012春夏展〜NIIGATA KNIT NEW WAVE FAIR 2011 SPRING/SUMMER〜 新潟ニットの全てをお見せします。 2011年7月5日(火)〜7日(木) 7/5(火)12:00〜18:007/6(火)10:30〜18:007/7(火)10:30〜17:00 会場 表参道・新潟館 ネスパス3F(表参道ヒルズ裏)住所 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-11-7(JR山手線原宿駅より徒歩10分、東...

ニットの見積について

「ニットの見積」について話したいと思います  ニットは布帛と違いコストの算出方法が違います。工場やOEMと直接取引する場合、失礼の無いように(節度のある値下げ交渉が出来るように)最低限知っておかなければならない事があります。 大まかな内訳は下記の通りです。 編立代(編立時間によって変動)+糸代(糸量)+縫製代(主にリンキング)=1枚あたりの製造コスト  1 ニットは編立の時間によってコストが変わります。1枚あたりの編立の時間単価もそうですが...

ニットの度目について

ニットの「度目」について話したいと思います。  度目値と度詰・度甘についてニットのループの目の大きさの値を「度目値」といいます。数値が大きくなるほど目が大きくなり(粗く)なり、小さくなるほど目が小さく(詰まる)なります。度目が粗くなっている事を「度甘」小さく詰まっていることを「度詰」と呼びます。手横や家庭用編機の場合度目値は1目毎に変更する事は基本的にはできず(工業機や手編みは可能)、1段毎の変更は可能です。(工業機の場合はプログラミング、家庭機の場合はダイヤル、手横の場合は蝶ねじにて度目の調整を行いま...

ゲージと番手について

今回は「ゲージと番手」について話したいと思います。 「1inch(2.54cm)の中に何本ニードル(針)が入っているのか」で表す事ができます。(GGという単位で表します) 7ゲージの場合1inchの中に7本、1mの中に280本。10ゲージの場合1inchの中に10本、1mの中に400本針がある計算になります。5G以下(1.5、3、5Gなど)は「ローゲージ(コースゲージ)」と呼ばれ、7、8、10ゲージは「ミドルゲージ」、12ゲージ以上は「ハイゲージ(ファインゲージ)」と呼ばれています。一般的に横編で成形す...

ニットの三原組織について

横編での編地の種類で代表的なものが三原組織、組織柄、ジャカードの3つに分けられます。 今回は「三原組織」について説明したいと思います。織の三原組織は平織、綾織、朱子織ですが、編(ニット)の三原組織は天竺、リブ、ガーターの3つが基本となります。三原組織は表目、裏目のみを使った編地です。 天竺について天竺は平編やメリヤス編とも呼ばれ、縦、横方向とも同じ編組織が連なった編地で、使われことが最も多いベーシックな編地です。編地の特徴としては表側にくるりとカールします。表と裏で見え方が違います。表     ...